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\ interview /インタビュー

和太鼓破魔 石河 一郎さん

ド・ドンと 開く世界!

太鼓を叩いて「魔を打ち破る」

活動名の由来は、太鼓を叩いて「魔を打ち破る」と書いて「破魔(はま)」です。お世話になった方がつけてくれました。最初はピンときませんでしたが、活動名を使っているうちにだんだんと気に入ってきました。和太鼓の可能性を更に広げていきたいと思い、石河先生を含めた3人で「破魔」を立ち上げました。各地域のイベントや盆踊りなど、声がかかればどこへでも伺います。

※講師の長谷川多恵子さん

文京福祉センターで行っているインドア盆踊りは特に盛況です。夏の暑い時期にエアコンをかけて室内で行う盆踊りは、雨でも中止になりません。
櫓やぐらに見立てたステージを組んで、踊り手さんも一緒にみんなで作り上げています。100人以上集まってくれます。

和太鼓で 世代を超えた出会いをつくる

和太鼓活動を始めたことで、人との出会いが多くなりました。一期一会で、毎回新しい形が生まれたり新しい発見もあって、とても充実した毎日です。
太鼓を叩くことで、普段動かさないからだの部位を動かすので肩こりがありません。もちろん個人差もあると思いますが、血行が良くなるからでしょうか。太鼓は立って叩くので足腰も丈夫になります。
メンバーは4歳から80歳くらいまでが在籍していて、幅広く楽しめるのが和太鼓の魅力です。「破魔」には、音で聞かせる太鼓とパフォーマンスで見て楽しませる太鼓があり、伝統的な曲から現代のリズムを取り入れた曲までレパートリーも豊富です。年齢に合わせたプログラムを組んでいますので、安心して始めることができます。

和太鼓を通して人がつながる

活動は多岐にわたります。最近では、「日韓交流おまつり」という国際交流イベントにも参加しました。また、子どもたちの指導なども行っています。
障がいを持つ子どもたちの指導では私たちにできることは何かと迷いもありましたが、皆さんのサポートを受けながら、私たちも楽しく参加しています。一人ひとりの優れているところをいち早く見つけて、伸ばしてあげることができればと思っています。今はその子どもたちが色々な場所で演奏して、楽しく叩いている姿を見るととても嬉しいです。メンバーがテレビや映画、CМに出演したり、企業の表彰式に呼ばれることもあります。

楽しかったら続ければいい

一歩踏み出せないこともあると思いますが、実際にやってみることが一番だと思います。やってみて合わなければやめればいいし、楽しかったら続ければいい。「破魔」では見学や体験ができるので、気軽に来てほしいです。メンバーの中には、親子3世代で和太鼓をやっている方もいます。確かに日本の伝統文化だと言われますが、太鼓は叩けば音が出ますので、あまり難しく考えないで、一歩踏み出してみてください。

このページを執筆したセカンドステージサポートゼミの方と一枚

\ 取材後記 /

ド、ドン、ドドン。和太鼓の音をきくとなぜか幼いころの盆踊りを思い出します。和太鼓活動を行っている「破魔」さんは、インドア盆踊りを行っているということです。雨でも中止にならない、という斬新な発想に感激しました。
国際交流イベントにも参加されていたりと、元気に太鼓を叩きながら活動範囲をどんどん広げて進んでいることが伝わってきました。これからのご活躍がますます気になります。