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\ interview /インタビュー

湯島白梅フラダンス教室 宇野 蓉志子さん

華やかにイキイキと!

フラダンスが元気の源

もともとフラダンスは経験がなかったのですが、60歳になって老後のために何か始めようと思い、老人クラブのフラダンス教室に入会しました。メンバーの中には年上の方も大勢いらして励みになりました。
フラダンスは手話のように、一つひとつの動きに意味があり、手や足だけでなく頭も使うので楽しみながら脳トレになります。毎週教室に行き、先生や友達に会えるのが楽しみです。皆さんよほどのことがない限り、お休みしません。私の場合、1回お休みすると追いつくのが大変なんです。
体を動かすのが一番ですが、心の健康に大いに役立っていると思います。私の元気の源です。

※会員の大根田チエさん

優雅な振り付けで楽しく踊る

フラダンスは基本的に腰を使い、時には中腰になって腰を落として踊ることもあります。ゆったりした曲もあればアップテンポの曲もあり、難しい振り付けもあります。私たちの場合は、先生が私たちに合わせてアレンジした踊りを教えてくださいます。無理な体勢はないので体に負担なく続けることができます。「ただフラダンスを楽しく踊ってほしい」と先生はいつもおっしゃってくれています。
曲もゆっくりなのでゆったり優雅に踊るのですが、ゆったりした動きほどみんなで揃えるのが難しいことも…。自分ではできているつもりでも、みんなで揃えるとなるとひと苦労です。一生懸命練習した後は、お茶を飲みながら世間話をするのも楽しみの一つです。みんなと仲良くなることができます。

毎週木曜日レッスン前にパチリ

講師の茗荷律子氏

目標があるから頑張れる

年1回、秋の芸能大会(シビック大ホール)を目標にしています。やはり練習の成果を発表する場があればやりがいも出ます。最初は舞台に上がっただけでドキドキして、間違えた苦い思い出もありますが、でも目標があるからこそ頑張ることができます。もちろん今でも舞台はドキドキします。去年はアンコールがあってもう一曲踊るほど盛況でした。
衣装を褒めてもらえるのも嬉しいですね。毎年、芸能大会の衣装は、首にかけるレイや髪飾りなども含めて、曲のイメージに合わせてみんなで相談して決めています。お化粧もサポートしてくれる方がいるので、つけまつげをつけたりして舞台に映えるメイクをしています。みんなに「キレイね」と言ってもらえるとモチベーションにつながります。

楽しみ探しは早いうちに

何かを始めることに迷っている方もいると思います。私たちの団体はいつでも見学大歓迎なので一度、来てみてください。フラダンスに限らず、ぜひ早いうちに何かしら趣味を探してもらいたいですね。遅くなればなるほど、足どりが重くなって、行動を起こしにくくなります。フラダンスは認知症予防になりますし、健康のためにも早くから始めてほしいです。ぜひ皆さんも楽しみを見つけてみてください。

このページを執筆したセカンドステージサポートゼミの方と一枚

\ 取材後記 /

インタビューをしているうちに、どんどん華やかな気持ちになっていきました。なぜなら宇野さんと大根田さんが、明るくハキハキと本当に楽しそうに「フラダンス教室」について話してくださったからです。
衣装をそろえて、映えるメイクをしたり、みんなでお茶を飲んだり、大舞台に向けて努力したりと「ハワイの海のようにキラキラした活動」をしていることが伝わってきました。まるでハワイにいるような幸せな気持ちになるインタビューの時間でした。